マイクロバスは通常の大型バスと比べて取り回しが良く、経済的で維持費も安いということで多くの企業や団体に使用されています。そのようなマイクロバスの買取事情は良好と言え、マイクロバスの中古車の市場が潤っていることから、買取価格も安定しているのが特徴です。特に新年度から新しく立ち上げた業者などが用いることが多い傾向にあり、また保育園や幼稚園、介護施設といった施設の送り迎えに新しくマイクロバスを活用する場面も増えることから、買取価格が最も上昇する時期はおおむね新年度前の数か月間と言われています。このことから、売却を考えている際には、時期的な面も考慮しつつ中古業者への手続きを行っていくとお得に売却できる可能性が高まります。
時期的な事情の他にも、たとえば長年使用し続けてきて走行距離も相当にあり、日本国内では買取ができないと判断されるマイクロバスを売却するためには、中古業者を選ぶというのが一般的です。数ある中古業者の中で、海外に向けて販売ルートをもっている業者に手続きを依頼すると、国内向けの中古車業者では逆に引き取り料金を取られる状態の個体であっても、買取というかたちをとってくれる可能性があります。理由としては、日本国内では廃車寸前の評価であったとしても、発展途上の国では道路交通法などが異なるため、まだまだ現役で走行させることができると評価するケースが多いためです。時期や業者選びなど、事前にチェックしておいてから手続きに入りましょう。