トラックは乗用車のように個人から需要のある車両ではありませんが、製造業や運送業などの様々な産業で使われるので、高い需要が常にあります。部品供給が一時的に滞って新車の生産が速度が鈍化するなどの特殊なケースは除いて、基本的には景況感が良くて事業者が設備投資に積極的な時ほど、車両の相場は上がりやすくて同じ車種で同じような条件でも高い値がつきやすいです。車両の価格はどの業者でも全く同じ価格で買取してもらえるわけではなく、業者間で少しずつ価格差があります。少しでも高い価格で買ってもらおうと思ったら、一つでも多くの業者から見積もりを取る事で最も高い金額を提示してくれる業者を見つけやすくなります。
複数の業者に個別で問い合わせをして見積もりを取る方法も悪くはないですが、時間的にも労力的にも大きな負担になります。一括見積のサービスを利用した場合は、情報入力だけで多くの業者から同時に見積もりが取れるので、大きな負担がなく比較検討する事ができます。ただし情報だけで見積もりしてもらうと、あくまでも机上査定となってしまいます。実際にトラックを現地で見てもらった時に、買取にマイナスの要素があると机上査定の価格から減額になる可能性があります。
そのため机上査定は参考価格として捉えて、トラックの買取価格は最終的に現物を見てもらった時の価格が最終査定額と認識しておくべきです。査定前はコストをかけてまで修理などをする必要はありませんが、清掃はしておくと良いです。